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| ★『MelodyClip♪』内で時々お送りしている特集からピックアップ! |
| 和音数も増え、端末の特徴や音の違い等、気になる方々もいるのではないのでしょうか?お問い合わせなどもよくいただくこの話題。、以外と知られていない着信メロディの仕組みについて、詳しく、判りやすく解説したいと思います。 |
■音質って?
最近の機種では32〜64和音が当たり前になってきて、メロディクリップ♪にも「和音数を最大に使った高音質の着メロは可能ですか?」こんな質問が数多く寄せられます。確かに和音数が上がると、同時に色々な音が鳴らせて豪華になります…が、より良い音質にするためには、ただ音を多く鳴らすだけでは成立しないのです。
まず第一に、各端末に内蔵される「音源」によって音質が変わってきます。携帯電話の音源には、ストリングスなどの繊細な生楽器系の音色の表現が得意なPCM音源と、きらびやかなシンセサイザー系の音色の表現が得意なFM音源の2種類があります。 |
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・ドコモ
PCM音源…P503/504/505、D503/504/505、
SH504/505など
FM音源…N503/504/505、SO504/505など
・Vodafone
FM音源のみ…全機種
・au/ツーカー
FM音源…全機種
※但し古い機種によってはPCM音源のみ、あるいはFM音源のみの場合もあります。 |
■和音数って?
音質を決めるポイントのもう一つは、「和音」。正しくは「最大同時発音数」と言って、どれだけの音を同時に鳴らすことが出来るかというもの。
PCM音源とFM音源には、内部的な和音数の使い方にもそれぞれ特徴があります。
PCM音源の場合、和音数には「音の余韻」も数えられます。和音数を越えると、時間的に古い音符から消えていくという現象が起きるので、例えば16和音を一斉に発音した演奏状態が続くと、音が切れ切れになってしまいます。 |
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※PCM音源はフルで発音した場合、古い発音は新しい発音で消されてしまう。 |
| FM音源の場合、音色を構成する際に使う和音数は1〜2音。近年のFM音源機種(ドコモNシリーズやボーダフォンのJ010/5x/Vシリーズなど)では2音使っているので、和音が32和音であれば、単純にみて16和音を2コ重ねて発音していることになります。元の音色が良くなる分、発音数も消費しているということですね。 |
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※FMの音色を構成する単位をオペレータといい、2コ1組で1音色を基本とする。 |
■和音数が多ければ音質はいいの?
| では、和音数とはどのような感じで配分されるのでしょうか?実際の一般的なバンド構成を例にして、瞬間的に最大どれだけの音が重なるかを数えてみると……。 |
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大体、左の図のような構成になります。
まぁ、これだけの音が延々と重なることはあまりないのですが、合計でみても判るように12〜22和音で足りてしまうんですね。 |
中には埋もれてほとんど聞こえなくなってしまうような音もあります。でも、40和音使えるんだし…と思いますよね?では、和音を最大限に鳴らすとどうなるでしょう?試しに、限界の40音同時に鳴らしたもの(176KB)を作ってみました。興味のある方はお聞きください。
どうでしたか?実際、どんな音が鳴っているか判別がつかなったと思います。和音をむやみに重ねても、却って音割れしてしまうのです。
また、スピーカーにもそれぞれ特徴があり、携帯電話そのもののデザインとの兼ね合いも含め、音量の大小、聞こえやすい音域や音色の差があります。
発音数が少ないと物足りないですが、発音数が多過ぎても物理的におかしくなってしまいます。しかし実際の楽曲にはそれほど和音数は必要ない…で、余った和音数をどうするかというと、音の余韻の確保や音色の厚みなど、楽曲に使われる発音数+αの役割として「より表情豊かに表現する」ために使うんですね。 |
■つまり…?
| このように、着信メロディの仕様やスピーカーの特性を踏まえると、和音数が多ければイコール音質が良くなる…とは限らないのです。いかに効果的に使うかが課題になってきます。発音出来る数だけが万能なのではなく、音源やその他様々な特性とのバランスを取ることによって、良い音質をした着信メロディが出来上がるわけですね。これからは「和音数」だけでなく、携帯端末が独自に持っている「音質」の性質も同じく重要視してみてはいかがでしょう? |
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